当時、多くの人と同様に、蝋人形の館で聖飢魔IIを知った。
第一印象は色物、一発屋、たけしのいうところのヘビメタ、そしておちょぼ。
そんなんなんで、ノーマークなバンドだったが、この曲一発でおちょぼ以外の
イメージが覆された。
レコード針を落とすと、フェードインするクラッシュシンバルのロール(というのだろうか?)。
そして、あのイントロ。
それまでヘヴィーな曲は、聴く耳もって一度も聴いたことがなく、まさに衝撃だった。
気付いたら、ステレオのボリュームをグイッと上げて、大音量で興奮しながらこの曲を
聴き入ってた。
曲のエンディングの「ジャン!」で終わるところなんかは、新しい価値観を芽生えさせる
インパクトを与えてくれた。
当時CD→持ってない。テープ→安っぽい。と言う理由で、創世記からのつながりのカッコ良さを
知るのに、しばらく時間がかかったが、レコードバージョンがカッコいいのは、
今もゆるがない。